あなたはよく怒られますか?
何かミスをして怒られるというパターンが多いかと思われますが、中には「なぜ怒られたのか?」と怒られた理由に納得できない理不尽なこともあるでしょう。
また、自身の子供や部下に対して怒ることもあるかと思います。
ミスやルールを破って怒ることや相手の行動に対してイライラして怒る方もいるかと思います。
怒りっぽい、いつも顔が怒ってる、そんな人もたまに見かけますね。
一方で、叱るという言葉は怒るに対してあまり聞きませんね。
例えば、同僚が昨日、課長に叱られたよ・・・とか叱りっぽい人など。
そもそも、怒ると叱るの違いは何か?どう使い分ければいいの?思われる方もいます。
まずは怒ると叱るの違いについて説明していきます。
怒る
怒るとは過去に集点している。自分の為。(for me)
怒る例 AさんがBさんに対して怒る場合。
遅刻しました。(汗)
なぜ遅刻したんだ?
寝坊しまして。
大事なお客様との打ち合わせだぞ。今回の契約が取れなかったら俺が社長に怒られるんだから
申し訳ございませんでした。
だいたい、Bは夜更かしをするから早く起きれず、いつも寝坊するんだよな。
申し訳ありませんでした。
このように、AさんはBさんの寝坊の原因だけを言い、自分が社長に怒られることを言いました。
叱る
叱るとは未来に集点している。相手の為。(for you)
叱る例 AさんがBさんに対して叱る場合。
遅刻しました。
次回からどうすれば待ち合わせ時間に遅刻せずに来れるか?
30分早く家を出ます。申し訳ございませんでした。次からは気をつけます。
大事なお客様との打ち合わせだぞ、今回、契約が取れなかったらBには今後、社長から大きな案件を任せて貰えなくなるぞ。
申し訳ありませんでした。
お客様と社長には俺の方から謝っておくから、プレゼン頑張ってくるんだぞ。
ありがとうございます。はい、かしこまりました。
このように、AさんはBさんの改善点をBさん自身から発見させ、Bさんの今後の心配をしていました。
結論
Bさんの立場からすると”叱る”の方が今後、遅刻することもなく、Aさんとも良い関係を結べます。
遅刻したBさんが悪いのですが誰しもミスは犯します。どうすれば2度と同じミスをしないか。そのフォローがAさんにできるかどうかでBさんの今後の人生が変わってきます。
頭ごなしに怒られたり、一方的に言われると人格を否定されたと思うこともあります。しかし、全く気にしない方もいられます。どう捉えるかや感じ方は人それぞれです。
もし、何か相手のミスに対して感情的に怒ってるかもと思われた方は一度、相手の未来の為に怒るから叱るに転換してみてはいかがでしょうか。