皆様は、トナラーという存在をご存知でしょうか。
トナラーとはガラガラの駐車場でわざわざ隣に駐車してくる人です。
駐車場が狭かったり、満車だったり、店舗入り口の近くなどの利便性の良い場所であればトナラーではありません。
ガラガラの広い駐車場で店舗入り口から遠い不便な場所にポツンと駐車しているにも関わらず、わざわざ隣にクルマを停めてくる人をトナラーと呼びます。
ガラガラの駐車場で隣にピタッと駐車されていたら気持ち悪いですね。
また、クルマを大切にされている方はクルマをぶつけられたり、ドアパンチをされるのを避けるため、なるべく他のクルマが来ないような不便な場所に駐車します。
あえて不便な場所に駐車しているのにも関わらず、わざわざ隣にはクルマを停めてほしくはありませんね。
そもそも、なぜトナラーはガラガラの駐車場で隣に駐車するのでしょうか。トナラーの心理を考察していきましょう。
駐車する際、隣に目標物(クルマ)が必要である。
地面の駐車枠の線だけを見てクルマを駐車区画にバックで入れるのが苦手な方は多くいます。そういった方たちは、停まっているクルマを目標物として駐車したいと考えています。
安心感
ポツンとクルマを駐車しておくことが不安なのかもしれません。
隣にクルマがあるという安心感を求め、わざわざ遠い場所までやってきて隣に駐車します。
高級車や珍しいクルマの隣に停めたい
高級車や珍しいクルマを近くで見たいから自分のクルマを隣に停めようと考える人も多く存在します。
ドアパンチ対策として混んでいる駐車場であれば高級車や綺麗なクルマの隣に駐車するのはドアパンチ対策になりますが、ガラガラの駐車場ではわざわざ大きな高級車の隣に停める理由なんてありません。
また、自分と同じメーカーや同じ車種のクルマを見つけると仲間意識を持ち隣に停めようとする傾向があります。
私も同じ車種が駐車していたら近くに停めたいと思いますが、最低でも駐車枠を1区画は空けるようにします。
面倒臭い
人は毎日、多くの判断を下しています。「どこへ行こうか」「何を食べようか」など。
判断をすることは頭を使います。人は頭を使う判断をする事が面倒だと感じます。特に選択肢が多いと尚更、判断することが面倒だと感じます。
なので、ガラガラの駐車場でどこに駐車しようか決めることが面倒なので停まっているクルマの隣に駐車します。
右へ倣えという日本人の習慣から、なんとなく隣へ駐車しているかもしれません。
しかし、これらは私が人から聞いた話や推測でしかありませんので真相は不明です。
私もどちらかといえば隣に駐車されることは嫌がり、トナラーとの遭遇は避けたいと考えています。
しかし、後からやってくるトナラーを避ける対策は、これといってありません。
トナラーはドアパンチを気にしません。
クルマをぶつけられたり、ドアパンチされたら嫌ですね。万が一、トナラーに遭遇してもいいように駐車区画の端にクルマ寄せたりして、ドアパンチの対策を行いましょう。