日産フェアレディZ RZ34 2025年モデルが発表されました。2022年、2024年モデルとの違いとは

フェアレディZ関連
画像出典:日産自動車

2024年11月8日に日産自動車から「フェアレディZ」および「フェアレディZ nismo」の2025年モデルを来年2月より発売すると発表がありました。

2025年モデルには、SOSコールが全グレードに標準採用され、新たなボディカラーとなる「ワンガンブルー」「ミッドナイトパープル」「バイブラントレッド・スーパーブラック 2トーン」「ブリリアントホワイトパール・スーパーブラック 2トーン」が追加され、nismoを含む全11色のラインナップとなります。

一方で、「イカズチイエロー・スーパーブラック 2トーン」「セイランブルー・スーパーブラック 2トーン」「プリズムホワイト・スーパーブラック 2トーン」「カーマインレッド・スーパーブラック 2トーン」の4色のボディカラーが廃止されます。(イエロー系は完全になくなります。)

よって、私のフェアレディZ RZ34の「セイランブルー・スーパーブラック 2トーン」はレアカラーになるのかな?と思います。(滅多に見かけない街中の野生のRZ34でもブルーは今だに出会っていない)

そして、2022年7月末から停止していた「フェアレディZ」の新規受注の受付が11月下旬より再開します。

本年度の生産数には限りがあり、11月下旬より開始する新規受注台数には上限があります。(噂によると3100台)そして、「フェアレディZ NISMO」は、今回の新規受注の500台を対象に、メーカーによる抽選があります。

また、「ミッドナイトパープル」「432オレンジ」「ステルスグレー・スーパーブラック 2トーン」の3色は、2025年度の生産開始予定なので、11月下旬に再開する新規受注ではオーダーできないとのこと。(更に次回の新規受注から選択できるようになるそうです。)

フェアレディZ RZ34の価格は以下の通りです。

グレード/イヤーモデル2022年モデル2024年モデル2025年モデル
ベースグレード524万1500円539万8800円549万7800円
バージョンS606万3200円624万5800円634万7000円
バージョンT568万7000円585万8600円595万9800円
バージョンST646万2500円665万7200円675万9500円
プロトスペック696万6300円
nismo920万400円930万2700円

イヤーモデルが進むにつれて、価格が上昇していますね。では、2022年モデルと2024年モデルは何が違うのか?と疑問を抱く方もいるかと思いますので紹介していきます。

まず、「フェアレディZ」の2022年モデルですが、2008年発売のフェアレディZ Z34のマイナーチェンジとして2022年夏に発売されました。(当初の予定では6月でしたが、部品不足の為に延期されました。)

マイナーチェンジとはいえ、構成部品の8割が新しくなり、外観はフロントS30、リアZ32をモチーフとしたデザインとなっており、エンジンは405馬力を発生させる3ℓツインターボエンジンのVR30DDTTが搭載されています。トランスミッションは9ATと6MTが用意されています。

マイナーチェンジによってZ34からRZ34となった「フェアレディZ」は240台限定のプロトスペックの抽選販売から始まりました。プロトスペックは「イカズチイエロー・スーパーブラック 2トーン」のバージョンSTをベースに専用カラーのホイール、ブレーキキャリパー、内装が装備されています。

その後、上記の価格でベースグレード、バージョンS、バージョンT、バージョンSTが発売されました。

ベースグレード、バージョンSTは9ATと6MTが選択でき、バージョンSは6MTのみ、バージョンTは9ATのみの設定となります。

ボディカラーは「イカズチイエロー・スーパーブラック 2トーン」「セイランブルー・スーパーブラック 2トーン」「カーマインレッド・スーパーブラック 2トーン」「ブリリアントシルバー・スーパーブラック 2トーン」「ステルスグレー・スーパーブラック 2トーン」「プリズムホワイト・スーパーブラック 2トーン」「ミッドナイトブラック」「ダークメタルグレー」「バーガンディー」の9色です。

そして、2023年8月1日に「フェアレディZ」2024年モデルが発表されました。

変更点として、「アマゾンアレクサ」が全グレードに標準採用されました。新たなボディカラー「432オレンジ」が追加され全10色となりました。バージョンT、バージョンST向けにブルーの内装カラーが追加されました。ベースグレード、バージョンS向けにBOSEのスピーカーを搭載できるようになりました。発表されていない変更点でスポーツモードのメーター内に外気温が表示されるようになりました。

日産純正アクセサリーパッケージとして「フェアレディZ Customized Edition」が発売され「フロントバンパー、グリル、カーボンリヤスポイラーなどがセットになったエントリーパッケージと専用デザインのアルミホイール、専用デザインのエンブレムやボディステッカーで、東京オートサロン2023の出展車を再現できるフルパッケージの2種類があります。

画像出典:日産自動車

2024年モデルの目玉となるnismoグレードが追加され、専用のnismoエアロに各パーツにnismoチューンが施されています。エンジンは同じVR30DDTTですが、nismoチューンによって420馬力まで向上しています。トランスミッションは9ATのみでマニュアルトランスミッションの設定はありません。ボディカラーは「NISMOステルスグレー・スーパーブラック 2トーン」「プリズムホワイト・スーパーブラック 2トーン」「ブリリアントシルバー・スーパーブラック 2トーン」「カーマインレッド・スーパーブラック 2トーン」「ミッドナイトブラック」の5色です。

ちなみに私のフェアレディZ RZ34は2024年モデルのバージョンSですが、使ってもいないアマゾンアレクサのために18万円の値上げはキツかったです。(汗)

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