皆様はクルマの燃料補給はどのタイミングで行いますか?
ガソリンスタンドへ行くのが面倒な方はギリギリまで粘られたり、災害などの有事に備えて半分減ったら給油するなど、人それぞれのスタイルがあるかと思います。
ちなみに私は基本的に半分減ったら給油しますが、時よりギリギリまで粘ることも稀にあります。
さて、私のフェアレディZ RZ34ですが先日、珍しくガソリンの給油をギリギリまで粘ったために燃料警告灯が点灯し、燃料切れを起こさないかとヒヤヒヤしました。(汗)
無事に燃料切れを起こさずガソリンスタンドまで辿り着き給油することが出来ましたが、燃料警告灯が点灯したタイミングでガソリンが何ℓ残っているのか分からず不安になりました。
おそらくフェアレディZ RZ34オーナーで同じ思いを抱いている方もいるかと思います。
なので日産フェアレディZ RZ34はガソリンが残り何ℓで燃料警告灯が点灯するのか?を紹介します。
クルマのことを手っ取り早く知るには車両取扱説明書を見るのが一番早いですね。早速確認してみます。
メーターや警告灯のページを全て読み漁りましたが、「燃料の残量が少ないと黄色に点灯します。」としか記載されていません。
マイナーチェンジ前のフェアレディZ Z34は10ℓ以下で燃料警告灯が点灯すると具体的な数値が記載されていましたが、RZ34には具体的な数値が記載されていません。(おそらく燃料切れに対するクレーム防止かと思われます。)
一般的に燃料警告灯は10ℓ以下や航続可能距離が100km程度になると点灯するように設計されています。車種によって差があり、(最近の低燃費車はガソリン残量が4ℓ以下でないと燃料警告灯が点灯しないことも)ガソリン残量が残り何ℓで燃料警告灯が点灯するか分からないと燃料警告灯が点灯してから、あと何km走行可能かも分かりませんね。
フェアレディZ RZ34のデータがないならば実際に検証してみようと思います。
日産フェアレディZ RZ34のガソリンタンクは62ℓで使用燃料は無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)です。燃費は一般道で約8km/ℓ、高速道路で約13km/ℓです。
検証方法はガソリンの満タン方を採用します。
なので、まずガソリンの満タン給油時にトリップメーターをリセットし、燃料警告灯が点灯するまで走行します。全て一般道のみで約440km走行したタイミングで燃料警告灯が点灯しました。
トリップメーターが約460kmの時点でガソリンスタンドで給油を行いました。給油量は53ℓでした。
計算上、給油直前のガソリンの残量は9ℓでした。
では、燃料警告灯が点灯したトリップメーターが約440kmの時点では、ガソリンが何ℓ残っていたのか?算出します。
燃料警告灯が点灯したトリップメーターが440kmの時点から約20km走行していますので、割り算で平均燃費を約8.6km/ℓとするとトリップメーターが440kmの時点からガソリンを約2.3ℓ消費したことになります。燃料タンクが公称値より多く入ると見積もってもガソリンの残量が11ℓで燃料警告灯が点灯するのではないでしょうか。
そして、燃料警告灯が点灯してからの航続可能距離ですが、一般道の平均燃費を8km/ℓとすると約88km、高速道路の平均燃費を13km/ℓとすると約143km走行することが可能です。
ただ、路面状況や空調の使用状況によって航続可能距離が大きく異なるので注意が必要です。
燃料切れによる心配は心に余裕がなくなり事故の原因となり、万が一燃料切れが起こるとエンジンにダメージを与えたりと良いことがありません。なので、早めの給油が大切だと思います。