400馬力のスポーツカーと軽ハイトワゴンの運転時に感じる違いとは

自動車情報

私は普段、日産フェアレディZ RZ34に乗っている訳ですが、仕事柄ホンダNBOXといった軽ハイトワゴンに乗ることもあります。

日産 フェアレディZ RZ34は最大出力が405ps@6400rpm、最大トルクが48.4kgf・m@1600rpm〜5600rpmと他を追随させないスペックを誇り、街中で格上の車種に出会す機会は少ないです。

一方で、仕事で乗るホンダNBOXはターボなしの最廉価グレードで最大出力が58ps@7300rpm、最大トルクが6.6kgf・m@4800rpmとスペックが低く、軽自動車にしては車重もあるのでアクセルペダル全開でも思った通りの加速をしてくれません。

そんな両極端ともいえる2台の乗っている訳ですが、自身の意識と周囲の反応がそれぞれ乗っている際に違いがあります。

なので今回は、400馬力のスポーツカーと軽ハイトワゴンの運転時に感じる違いを紹介します。

合流

405馬力、トルク48.4kgf・mとなれば余裕どころかパワーを持て余します。一瞬にして走行車線どころか追越車線を走るクルマの前に出ることも可能です。

一方で、軽ハイトワゴンでは、アクセル全開でも思いの外、加速してくれません。なので、どこの隙間に入ろうかと見極めが重要です。「あの隙間に行けるかな?」は行けません。諦めて遅いクルマの後ろへと入る他ありません。

車間距離

スポーツカーはエンジンの性能だけでなく、見た目も速そうな雰囲気を醸しています。(見た目だけ速そうなクルマもありますが)なので、車間距離は比較的空けられています。例外もあり納期とノルマのツインターボを装着したプロボックスは関係なく車間距離を詰めてきます。(幅が275とワイドでコンパウンドが柔らかいスポーツタイヤなので、車間距離を空けないと飛び石がヒットするよと言いたい)ただ、前方車と車間距離を空けておくと割り込まれることは多々あります。

軽ハイトワゴンの場合、とにかく車間距離を詰められて煽られます。(左車線でも)もちろん、急な割り込みは日常茶飯事です。

追い越し車線

スポーツカーの場合、追越車線を走っていると前を走るクルマによく譲られるので、気がつけば集団の先頭を走っていることも多々あります。(集団の先頭は覆面パトカーのターゲットになりやすいので走りたくありませんが)

軽ハイトワゴンの場合、遅いトラックを追い越す場合は、追越車線に誰もいない時か追越車線の流れが悪い時にしか行えません。(でないと煽られます。)

狭い道でのすれ違い

スポーツカーの場合、全幅が1845mmとやや大きく(最近のクルマが肥えすぎて大きいと感じなくなっていますが)狭い道で電柱などの障害物がある場所で対向車には待って頂けることが多々あります。(ローワイドで威圧感があるのかな?)

一方で、軽ハイトワゴンの場合、狭い場所でも対向車が強引に突っ込んできます。特に国産コンパクトカーや国産のミドルクラスのクルマに多い傾向があります。

やはり、多くの方は車格で相手を見ていると感じます。8888や9999のゾロ目ナンバーの黒塗りのメルセデス・ベンツSクラスだと周囲の反応が気になるので試してみたいと思う今日この頃です。

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