年の瀬となる12月になるといつも以上に道が混んでいる気がしませんか?
私は普段、同じ道を同じ時間に通る訳ですが、12月の夕方ともなるといつも以上に目的地までに時間を要します。
なぜ、年の瀬となる12月は道がやけに混むのか疑問を抱いている方もいるかと思います。
なので今回は、年の瀬となる12月に道路が混む理由を紹介します。
クリスマス・年末年始商戦の企業が活発になる
12月末から1月頭には、様々な商戦が待っています。多くの企業では12月にボーナスが支給されます。ボーナスが入り財布の紐が緩くなった向けの商戦、歳末セール、クリスマス関連商品に年末年始向けの商品など多岐にわたります。
これらの商戦で売上を伸ばすために各企業は商品をガンガン生産します。となると多くの物流が発生し、トラックで道が混雑します。
営業の年末挨拶が行われる
クリスマスや年末年始に関係のない企業でも営業マンが取引先企業に出向いて年末のご挨拶をされる方が多くいます。社内には手土産の粗品として企業名入りカレンダーがダンボールいっぱいになっていることでしょう。
一般家庭の年末年始の準備
一般家庭でも年末年始はイベントがあり、忙しくなります。
年末といえば大掃除で掃除道具の買い出しやゴミの搬出など移動を伴います。
クリスマスのケーキやプレゼント、年末の年越しそばや新年の鏡餅やしめ縄、おせち料理などの準備に追われます。
日没が早くなるから
6月の夏至を過ぎると徐々に昼が短くなります。特に12月になると16時には暗くなり始めます。(名古屋の場合ですが)
「日が短くなったので子供の帰りが早くなった」「外作業で明るい時間にしか作業できない」「日が昇っている明るいうちに用事を済ませたい」と思う方で集中し混雑します。
寒いから
12月になると一気に寒くなりますね。近年では秋が短く、急に冬がやって来るので夏の暑さに慣れた体には一層寒さを感じやすいです。
外が寒いと歩きたくないですよね。ぬくぬくと暖かい暖房が効いたクルマを使いたくなり、交通量が増えます。
工事が増えるから
年末はそこかしこで道路工事をしていますね。真実かどうかはわかりませんが、よく予算の使い切り工事なんて呼ばれていたりもします。
規模が大きな道路工事となると片側交互通行や通行止めを伴います。となると迂回するクルマや片側交互通行待ちのクルマで混雑します。
12月の道路は混雑するので、余裕を持って行動する必要がありますね。また、夕暮れが早いので早めのライト点灯、積雪対策も忘れずに実施する必要があります。
そして年末年始の大型連休になると企業の活動は落ち着きますが、サンデードライバーが大量発生するので、注意が必要です。