2025年2月15日土曜日・16日日曜日にメッセウィングみえにて開催された三重輸入車ショウにてプジョー408GTに試乗しました。

プジョー408GTがどのようなクルマなのか、私の感想と共に紹介します。
プジョー408GTとは
プジョー408はフランスの自動車メーカーであるプジョーが2010年から販売するDセグメントセダンです。
2014年に2代目408が発売。2022年に3代目となる408が発売。この3代目408はセダンとSUVの中間のボディ形状でいわゆるクロスオーバーSUVです。3Di Cockpit搭載のドライブ体験可能です。
グレードは1.2ℓターボエンジン「アリュール」「GT」と1.2ℓターボ+プラグインハイブリッド「GTハイブリッド」から選択できます。
日本では2023年7月に発売されました。
以下が今回試乗したプジョー408GTのスペックです。
販売時期 | 2023年〜 |
形式 | 3BA-P54HN05 |
エンジン | 直列3気筒DOHC |
排気量 | 1199cc |
最大出力 | 130ps@5500rpm |
最大トルク | 23.5kgf・m@1750rpm |
過給器 | ターボ |
使用燃料 | 無鉛プレミアム |
燃料タンク | 52ℓ |
燃費(WLTC) | 16.7km/ℓ |
トランスミッション | 8AT |
駆動方式 | FF |
タイヤサイズ | 205/55/R19 |
ハンドル位置 | 右 |
乗車定員 | 5名 |
全長×全幅×全高 | 4700mm×1850mm×1500mm |
車両重量 | 1430kg |
最小回転半径 | 5.6m |
価格 | 509万円〜 |
外装
エンブレムが変わって以来、高級路線へと向かっているプジョーですが、ドイツ御三家にも見劣りしない威厳さと高級感のあるデザインとなっています。
ただ、個性的なデイライトの形状がフランス車であることを実感させます。

リアから見る車高の高いセダンだということが分かります。
車体上半分はセダン特有の後方に向かって流れるような美しいデザインに車体下半分は樹脂パーツが使用されたSUVそのもので、見事に融合しコントラストがマッチしています。
ここからでは見づらいですが、3D造形の美しいテールランプは一見の価値があります。(これは実物を見るしか美しさが伝わりません。)

ホイールは独特なメカメカしいデザインを持った19インチホイール。装着するクルマを選びそうですが、408には見事にマッチしています。ナット用カバー付き。
タイヤはミシュラン eプレマシー。タイヤサイズは205/55R19。

内装
内装です。特筆すべきポイントはコックピット感あふれる運転席です。ナビやセンターコンソールのスイッチ類が運転席側に向いています。液晶ながらも奥行き感のあるメーターと操作性の良い独特な形状のステアリングが備わっています。

後部座席は3名乗車可能ですが、座席中央はちょっと厳しいですね。4名であれば長距離も快適に移動できそうです。
運転席・助手席の後ろに付いている荷物を入れるネットが観光バスを彷彿とさせます。

運転してみて
エンブレムが変わって以来のプジョー。高級感そのもの。囲まれ感の強いコックピット。
非常に静かで滑らかな走りだししです。加速も滑らかで申し分ありません。ターボのラグやシフトチェンジのショックなど街乗りではほとんど感じさせません。
アシはドイツ風味のやや硬めです。
コーナリングでサスペンションのしなりを少し感じます。
ブレーキのタッチに違和感がありません。