ラウンドアバウト(環状交差点)とは?その通行方法とは?

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皆様はラウンドアバウト(環状交差点)をご存知でしょうか?

ラウンドアバウト(環状交差点)とは交差点の中心に島があり、その周囲を一方通行で周回する信号や一時停止のない交差点です。(一部、一時停止のあるラウンドアバウトも存在します。)

ラウンドアバウトのメリットは信号を使わないのでエコで停電時でも混乱が起こりません。そして、渋滞が発生しにくいメリットもあります。

また、ラウンドアバウトは一方通行で対向車の右折待ちもない為、事故が起こりにくく、万が一、事故が発生しても減速しているので大事故に至りにくいです。

いいこと尽くしかと思われますが、ラウンドアバウトにもデメリットがあります。

ラウンドアバウトは直進する場合にも一度、減速して交差点を半周する手間がかかります。ラウンドアバウトが連続するとストレスに感じます。

そして、ラウンドアバウトの設置には広いスペースが必要です。なので狭い日本ではスペースが限られている為、ラウンドアバウトの普及が進みません。

日本では数が少ないラウンドアバウトですが、設置してある場所をいくつか紹介したいと思います。

愛知県愛西市

愛知県一宮市

三重県多気町にあるヴィソン内にもラウンドアバウトがあります。

VISONに行ってみた
VSONとは2021年7月20、三重県多気町にグランドオープンした日本最大の商業リゾート施設です。癒・食・知を軸にした体験ができます。

突然、ラウンドアバウトが現れたらどう通行すればいいのか分かりませんね。

なので、今回は、ラウンドアバウトの通行方法を紹介します。

ラウンドアバウトの通行方法

日本のラウンドアバウトのほとんどが左回り(時計回り)です。
  • まず、減速(一時停止)をします。交差点手前に横断歩道がある場合は歩行者にお気をつけください。
  • ラウンドアバウトでは交差点内を周回するクルマが優先となりますので右から来るクルマに進路を譲ります。
  • 右からクルマが来ていないタイミングで交差点内に侵入します。
  • 行きたい方向まで交差点内を周回し、目的の場所で左折し、交差点を出ます。

ラウンドアバウトは慣れるとスムーズで信号待ちのストレスもありません。

皆様も是非一度、ラウンドアバウトを通行してみてはいかがでしょうか?

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