ガラコを施工してみた

自動車情報

雨の日のクルマの運転は晴れの日よりも一層と気を使いますね。

雨の日は薄暗く、水しぶきや霧で霞んで見え、ガラスに雨水が付着するため、視界がとても悪く見えづらいですね。

特に、ガラスに付着した雨水はベチャッと広がり、ぼやけて見えます。

フロントガラスとリアガラスはワイパーで雨水を拭き取れますが、サイドガラスやサイドミラーに雨水が付着すると拭き取る手段が無く、非常に見づらくなるので、歩行者を見落とし、事故になる可能性がありとても危険です。

では、どうすればガラスに雨水の付着を減らすことができるのか?

それは、ガラスに撥水コーティングを施工することです。

撥水コーティングを施工することによって、ベチャッとした雨水が球形の水滴になります。これだけで視界が見えやすくなりますが、その球形の水滴はガラスの角度や風圧でガラス上を滑りワイパーを使用しなくても視界を確保することが出来ます。

そんないいこと尽くしのガラスコーティングですが、一番のネックは施工費用です。持続効果が半年〜1年のガラスコーティングの施工費用はおおよそ1万円です。

雨の日の視界確保は安全に関わることなので、背は腹に変えられませんが、それでも少々高額ですね。

実は、もっと安くガラスコーティングを施工する方法があります。

自身でガラスコーティングを行えば安価にガラスに撥水加工を施工することが出来ます。

ガラス撥水剤はカー用品店やホームセンターにて約1000円ほどで販売されています。

ガラス撥水剤の種類がいくつかあり、どれを選べばいいか迷いますね。撥水性能や撥水の持続期間に多少の差はありますが、大差はありません。

その中で最も人気があるのがガラコです。

ガラコとはソフト99から発売されているガラス撥水剤で塗るタイプからスプレータイプ、ウォッシャー液やワイパーなど様々な種類があります。効果も1年耐久のものから、45km/h〜60km/hノーワイパーを謳う製品があります。

DIYでガラスコーティングの施工と聞くと難しいイメージを持たれますが、誰でも簡単に施工することが出来ます。なので今回は、塗るタイプのガラコの施工方法を紹介します。

ガラコの施工方法です。

まず、ガラスを綺麗に洗い水分を拭き取ります。

次に、ガラコをガラス全体的に塗っていきます。(もしクルマのボディに付着した場合、塗装を痛めますので、すぐに拭き取りましょう。)

小窓やサイドミラーなど面積が小さい部分にはスプレータイプを使用することをおすすめします。もし、スプレータイプがない場合はクロスで他のガラスから分けてもらって塗っていきます。バックモニターのカメラレンズにも施工するとカメラレンズに水滴が付きにくくなるのでお忘れなく塗りましょう。

ガラコを塗り終わったら約10分程度乾燥させます。

固く絞ったクロスでガラスを拭いていきます。ガラコ専用のクロスを用意するといいですね。

拭きムラがある場合は、乾いたクロスで拭き取ります。

ガラコ成分を硬化させる為に数日おきます。この間にワイパーを使用するとガラコが剥がれ跡がつきますのでワイパーを使用しない範囲でクルマに乗ることは可能です。

ガラコが硬化したら完成です。

ガラスに撥水加工をすることによって視界が良好になり、雨の日のドライブも快適になりました。また、水滴が風圧で飛んでいく様子は見ていて気持ちいいです。

皆様も是非、ガラスコーティングを施工して安全な雨の日のドライブにしましょう。

この記事の執筆者

フェアレディZオーナーによる自動車情報とおでかけ情報を発信するブログ・YouTubeチャンネル「Can I get information」運営をしています。趣味はドライブとクルマです。マイカーは日産フェアレディZ(RZ34)。常に新しいコトを探究。東海地方を拠点に活動しています。

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