今更ながらですが私は先日、富士スピードウェイにて新型フェアレディZの実物(日本仕様)を初めて見ました。
今回は外観を至近距離から見ただけですが、写真と比べて実物はカッコいいのか?370Zオーナー視点で実際に見た感想を新型フェアレディZの外観と共に紹介します。
こちらの車両はオートマチックトランスミッションで19インチホイールと曙キャリパーが装着されている為、バージョンSTと判断できます。
まず、フロントです。
フロントはS30をモチーフにしたデザインとなっています。
発表時、酷評な意見が多かったですが、私はカッコいいなと思いました。
ヘッドライトもインナーブラックでS30のボディに反射した光を連想させる光り方をします。
ナンバープレートの位置も自然で違和感がありません。
いい天気ですね〜雲ひとつない富士山が綺麗に見えますね〜「早く新型フェアレディZの紹介をしろよ」とツッコまれそうですが・・・。
さて、真正面からです。
ボンネットの形状が一際目立ち、カッコいいなと感じます。
グリルのデザインは賛否分かれ、実物を見ても、なんとも言えないデザインです。唯一言える事は洗いやすそうだと見受けられます。(Z34はナンバープレートが邪魔で洗いにくい)
下部に装着されている、フロントスポイラーの扱いが気になります。
サイドからです。
ロングノーズで流線形状がとても美しいです。
ドアノブもすっきりしています。スマートキーのボタンも同色に塗装されており、目立ちません。
Z34はフロントフェンダーにZエンブレム付きウィンカーライトが装着されていましたが、新型フェアレディZはリアフェンダーの上部についています。
タイヤハウスの隙間を見て5mm位、車高を落としたいと思えます。
リアです。
リアはZ32に似たデザインで、個人的に新型フェアレディZの中で最もカッコいいと感じるアングルです。
もし、このクルマと勝負して追いつけなくても悔しいと思わず、清々しく感じる後ろ姿です。
ちなみに、ルーフがブラックで塗装されているのは車体を低く見せる為だそうです。
マフラーの形状を調べる為に下を覗いてみましたが、Z34のマフラーを流用できるのかは不明でした。
ホイールです。
こちらはバージョンS、バージョンST用の19インチホイールです。
製造メーカーはレイズで製法は鍛造です。
デザインは日本刀のようなシャープな形状のスポークをしています。ホイールのカラーも相まって、とてもカッコいいと感じます。その反面、ホイールを洗うのが大変そうだと思いました。
今回から、TPMS(電子バルブ)搭載で空気圧の管理が楽になります。
タイヤは新開発のブリジストンポテンザS007で、グリップ性能と静粛性が向上しています。タイヤサイズが、フロント255/40R19 リア275/35R19で19インチのZ34と比較して、フロントのみ10mm幅が広くなっています。
ブレーキは曙製のフロント4ポット、リア2ポット対向ピストンブレーキになります。見た目はZ34後期のブレーキとほぼ同じ(NISSANの文字が細くなっている)ですが、ブレーキング性能が向上したそうです。
タイヤのツライチ具合です。
Z34ほどではありませんが、輸入車と比較すると甘めです。15mmスペーサを入れて丁度いい感じになりそうです。
サイドステップスポイラーの黒い部分は未塗装の樹脂でした。グロスブラックか、カーボンならもっとカッコいいのになと思いました。
実物を間近で見て、最も気になったポイントは、赤矢印の部分に注目してください。細かい部分を気にする方であれば、お気付きかもしれませんが、「あれっ?微妙にチリがあってない?」と思いませんか?
私、個人的には、あと3mmほどサイドスポイラーを延長して欲しいと思いますが、メーカーがあえてこのような仕様にしているのかもしれません。
実際に走行するシーンがこちらです。
ちなみに排気音は静かすぎて、ほとんど聞こえませんでした。なのでBGMを挿入してあります。
写真より、実物はカッコよかったです。走っている姿は一層カッコよく見えます。実物見ると欲しくなりますね。
新型フェアレディZの発売が待ち遠しいです。新しい情報が入り次第、更新していこうと思います。