同じクルマなのに名前が違う!?日本と海外で名前が異なるクルマとは?

自動車情報

皆様の愛車の名前は何でしょうか?

日本国内には多くの自動車メーカーがあり、様々な車種が販売されていますね。さらに、世界へと視野を広げると数え切れないほどの種類のクルマが存在します。

プリウス、アルファード、ノート、ゴルフ、カイエン、マスタングといった固有名詞からドイツ御三家(メルセデス、BMW、アウディ)やレクサス、マツダのように英数字のみの車名もありますね。S550、320d、A7、LS460などの数字の意味は車格や排気量、パワートレインの種類を意味します。

S400dには、Sクラス、4.0ℓ相当の出力、ディーゼルエンジンという意味があります。

そんな豊富な車名ですが、実は同じクルマでも日本と海外では名前が異なる車種があります。

「統一した方が分かりやすいのになぜ、地域によってクルマの名前を変えているのか?」「どのクルマが日本と海外で名前が異なるのか?」と疑問を抱いている方もいるかと思います。

なので今回は、同じクルマなのに日本と海外で名前が異なる理由と地域によって名前が異なる車種を紹介します。

同じクルマなのに地域によって名前が違う理由

商標権

国によっては、その名前が先に使用されており使用できないため名前を変更する事があります。

例えば、シボレー コルベット スティングレーですが、日本では、スズキ ワゴンRが先にスティングレーの名前を使用し、スズキに「STINGRAY」の商標権がある為、コルベットはスティングレーの名前が使用できません。

スズキ ワゴンR スティングレー
シボレー コルベット スティングレー

言葉の意味が不適切

世界には数多くの言語が存在します。ある国では素敵な意味を持つ単語でも別の国では不適切な言葉の意味になる場合があります。

例えば、日産フーガですが、音楽用語の「フーガ」と「風雅」をかけた上品で優美さを意味していますが、英語では腐りかけのマッシュルームを連想させます。

戦略

当たり前ですが、国によって文化や環境が異なります。なので、販売する地域に合った名前を命名します。

例えば、日本で「ショーグン」という名前のクルマは少々、大袈裟に聞こえますが、海外では日本らしい印象を与える事ができます。

日本名パジェロ 海外名ショーグン

地域によって名前が異なるクルマ

まず紹介したいのが、私の所有する日産フェアレディZ(FAIRADY Z)です。

海外では240Z、300XZ、350Z、370Zとうい名前で、多くの方が単に「 Z 」と呼びます。

また、Zの発音もアメリカ英語とイギリス英語で異なり、アメリカ英語では「ズィー」イギリス英語では「ゼット」です。

日本と海外で名前が異なるクルマの一部を紹介します。

日本名海外名
セルシオLS
ソアラSC430
ヴィッツヤリス
アクアプリウスC
プリウスαプリウスV
プリウスPHVプリウスプライム
86FR-S
BBxB
マーチマイクラ
エクストレイルローグ
スカイラインQ50
フィットジャズ
デミオマツダ2
アクセラマツダ3
アテンザマツダ6
ロードスターMX-5
ジムニーサムライ
パジェロショーグン
ルーテシアクリオ
ヤリスやマツダ2、マツダ3、マツダ6はモデルチェンジ後に名前が世界で統一されました。

上記の車種以外にもまだまだ、日本と海外では同じクルマなのに名前が異なる車種が存在します。クルマの名前の由来と、日本と海外で名前を変えている理由を調べてみると面白い事実が判明しますね。

皆様も是非、調べてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者

フェアレディZオーナーが自動車情報とおでかけ情報を発信するブログ・YouTubeチャンネル「Can I get information」運営をしています。趣味はドライブとクルマです。所有車は日産フェアレディZ(Z34)。常に新しいコトを探究。東海地方を拠点に活動しています。

Koba-yuuをフォローする
自動車情報
この記事が面白いと思った方はシェアをお願いします。
タイトルとURLをコピーしました