2020年2月に購入した私の370Z(フェアレディZ Z34)に装着されていたミシュラン パイロットスポーツ4Sの寿命がきましたので、ミシュラン パイロットスポーツ5を購入し、私の370Zに装着しました。
ミシュラン パイロットスポーツ5は2022年3月8日に発売された最新のタイヤで、新しいタイヤの性能に興味があったので購入してみました。
パイロットスポーツ4Sとパイロットスポーツ5の違いなど性能面が気になるかと思います。
なので今回は、ミシュラン パイロットスポーツ5がどのようなタイヤなのか、実際に試走した私の感想と共に紹介します。
ミシュラン パイロットスポーツ4Sのレビューはコチラ
パイロットスポーツ5とは
ミシュランタイヤから販売されているサマータイヤで2022年3月8日に発売されました。
2016年3月24日に発売されたパイロットスポーツ4の次世代モデルのタイヤです。
公式サイトにてパイロットスポーツ5は以下のように紹介されています。
意のままのハンドリングを実現する ハイグリップ スポーツタイヤ
「最後まで続く走る愉しみ」を目指して
- 高いグリップ力がもたらす ウェット&ドライ性能
- 走りを愉しむ 優れた操縦安定性
- より深い黒を全周にまとった フルリングプレミアムタッチ
出典:MICHELIN
対象車種はスポーツカー、セダン、ワゴン、ハッチバック、ハイブリッド、EVです。
タイヤサイズは43種類あり、17インチ〜21インチまで対応しています。
速度レンジは(Y)で300km/h+、186mp/h+の速度に対応しています。
パイロットスポーツ5の寿命は不明ですが以前、私が装着していたパイロットスポーツ4Sは街乗りオンリー(サーキット走行なし)で約2年半、約3万5000kmでインサイド側にワイヤーが見えるほど摩耗していました。ミシュランのスポーツタイヤは比較的、高寿命と言われています。
タイヤデザイン
フロントタイヤです。
タイヤサイズは245/40ZR19 ロードインデックスは98(750kg) 製造国はタイ王国です。
サイドウォールは流れるようなチェッカーフラッグのデザインがスポーティーで、高級感のある深い黒色が特徴です。
外見から、とても戦闘力の高そうな雰囲気を醸し出しています。
軽点が無いのも特徴です。
リアタイヤです。
サイズは275/35ZR19 ロードインデックスは100(800kg) 製造国は中華人民共和国です。
サイズや生産国が違ってもパイロットスポーツ5のデザインや性能は同一です。
ドレッドパターンです。
左右非対称のデュアル・スポーツ・ドレッドデザインで左半分がドライ性能で右半分がウエット性能です。
溝の中にMICHELINのロゴがあるところに、こだわりを感じます。
運転してみて
パイロットスポーツ5はパイロットスポーツ4の後継ですが、今回、ここではパイロットスポーツ4Sと比較します。パイロットスポーツ5とパイロットスポーツ4Sで購入を迷われている方の参考になればと思います。
パイロットスポーツ4Sと比較するとロードノイズは静かで、乗り心地も良くなっています。段差や繋ぎ目を乗り越えた際に嫌な突き上げ感がありません。また、ゴツゴツした印象もありません。
しかし、スポーツタイヤなので一般的なコンフォートタイヤと比較すると、お世辞にもロードノイズは静かとは言えず、乗り心地も決してとても良いとは言えません。(パイロットスポーツ4Sよりは乗り心地が良いというだけです。)
グリップ力も非常に高く、地面に吸い付くような感覚でコーナーを駆けることができます。
接地感があり、走っていて非常に高い安定感があります。
パイロットスポーツ5とパイロットスポーツ4Sでは、どちらの方がグリップ力が高いのかは街乗りでは判別できませんが、どちらも街乗りでは充分すぎる性能があります。
性能も高いですが、お値段も高いです。価格だけがネックです。
YouTubeに動画をアップしてありますので、よろしければご覧ください。
まとめ
パイロットスポーツ5は、高価ですが、高性能なクルマの性能を最大限に引き出すことができる、ワインディング走行に適した高性能スポーツタイヤです。
追記:ミシュラン パイロットスポーツ5を購入して1万km走った感想の記事です。