皆様のお車には、どちらのメーカーのタイヤが装着されていますか。
私のクルマに装着しているタイヤはMICHELIN PILOT SPORT 4Sです。
そもそも、なぜ私は数あるタイヤメーカーからMICHELIN PILOT SPORT 4Sを選択したのか。
それはMichelinというブランドに興味があったからです。
噂では凄く良いと聞きますが、実際にどこの何が凄いのかを試したくなって購入を決めました。
購入時にパイロットスポーツ4とパイロットスポーツ4Sで悩みました。価格差はあまり大きくなかったので、せっかく購入するならミシュランの最高性能を体験したいと思い、パイロットスポーツ4Sにしました。
ちなみにパイロットスポーツカップ2は公道で使用可能なサーキット用タイヤです。私はサーキットへは行きませんのでパイロットスポーツ4Sを選択しました。しかし、パイロットスポーツカップ2の性能も気になります。
では、ミシュランのパイロットスポーツ4Sの紹介とレビューです。
パイロットスポーツ4Sでまず最初に思った印象は、謳い文句がかっこいいです。
技術と情熱を結集した次世代の走りを生み出す ハイスペック・スポーツタイヤ
引用:Michelin
ウエット性能aを獲得したタイヤです。
製造国はアメリカ合衆国です。
実際に私の370zに装着して走行してみた感想ですが、何より素晴らしい点は雨の日の安定感です。濡れた路面でも加速やコーナリングは限界点を感じさせることなく、グリップがシッカリと効いています。まさにウエット路面に特化していると言っても過言ではありません。
雨の日だけに強い訳でもありません。ドライ路面でも他のタイヤ以上にコーナーでタイヤが地面に食い付き、吸い付くようにコーナーを曲がることができます。
そして、タイヤに軽点が無いのもバランスの良さの自信の表れですね。軽点のないタイヤはかなり珍しいです。
また、タイヤの溝の減りもゆっくりです。純正のポテンザER050Aは2万kmを超えたあたりで、かなり溝が減っていましたが、現在、パイロットスポーツ4Sを2万km以上、装着して走行しましたが、半分近く溝が残っています。
タイヤの速度記号は、ほとんどが(Y)で300km/h以上の速度での走行が可能です。スーパーカーが装着することを前提に設計されています。370zの最高速度の公称値250km/hなので完全にオーバースペックですね。
素晴らしい走りをしてくれるタイヤですが、欠点もあります。
それはロードノイズが大きいことです。舗装状態の悪い場所だと、かなりうるさいです。オーディオのボリュームをかなり上げることになります。
そして、低扁平のスポーツタイヤに求めてはいけませんが、乗り心地はお世辞にもいいとは言えません。乗り心地はゴツゴツとした印象です。
また、こういったスポーツタイヤは後方へ飛び石を跳ね上げやすいので近寄らない方がいいですね。
一番のネックは値段が高いことです。当たり前ですが、良いものは値段が高いですね。
乗り心地よりもストリートでの走りを求める人には最高のタイヤです。
タイヤはクルマの全性能を受け止める場所なので妥協することはできません。
愛車に高い運動性能をお求めの方は是非一度、装着してみてはいかがでしょうか。