皆様は商用バンについてどのようなイメージをお持ちですか?
商用バンといえばハイエースやプロボックスなどの車種があり、営業車や仕事現場に行くクルマというイメージを抱く方が多いかと思います。
特に高速道路で、ぶっ飛ばす商用バンを見たことはありませんか?
高速道路の追い越し車線をぶっ飛ばす商用バンを1度や2度は見たことがあるかと思います。
なぜ商用バンは、あんなに速く走るのか?と疑問を抱いている方もいるかと思います。
なので今回は、商用バンが高速道路を飛ばす理由について紹介します。
商用バンは加速が速い
商用バンは内装や装備が簡略化されているため5ナンバーの乗用車と比較すると軽量です。商用バンは4ナンバーの貨物車で荷物を積載することを前提に設計されているため、ギア比が低くセッティングされています。
空荷であれば低いギア比と軽い車体が相まって軽快な加速ができるので、飛ばします。
燃費やガソリン代を気にする必要がない
社用車の商用バンは、会社のお金で給油しています。
自分のお金じゃないからといって、燃費が悪くなることを気にする事なく、アクセルペダルを床まで踏み抜き、飛ばします。
早く現場に着きたい・帰社したい
現場先に行く前に「コンビニに寄りたい」仕事前に「タバコが吸いたい」現場の仕事が終わった後に「事務所での仕事が残っている」などの理由により、早く現場や会社に着きたいので、飛ばします。
早く着きたいなら早めに出発すればいいのでは?と思われますが、出発時間が決まっているなど、早く出発することができない理由があるので移動時間を圧縮するために飛ばします。
道に慣れている
同じ現場先に長く通っていると道を覚えるため、走り慣れます。
交差点やカーブ、取り締まりポイントなどを熟知しているので自信気に飛ばします。
ノルマがある
月末や年度末に営業ノルマが未達の場合、ノルマを達成すべく多くの営業先に行かなければなりません。
限られた時間内に1件でも多くの営業先を訪れるために飛ばします。
大企業の社用車はコンプライアンス遵守で無謀な運転をするドライバーは少数ですが、中小企業の社用車の場合は会社が速度違反を黙認していることもあります。
納期とノルマという名のツインターボが装着された商業バンは想像を絶する速さを誇ります。
事故やトラブルに巻き込まれないために、速い商用バンが来たら道を譲りましょう。