私は三重輸入車ショウでジャガー Fタイプに試乗しました。
ジャガー Fタイプがどのようなクルマなのか私の感想と共に紹介します。
短時間の試乗でしたので全てをお伝えできません。なので、乗り出しの第一印象を紹介させて頂きます。
ジャガー Fタイプとは
Fタイプはイギリスの自動車メーカーであるジャガーが製造・販売するスポーツカーです。
2013年に発売され、2020年にマイナーチェンジが行われました。
以下が今回、試乗したジャガー Fタイプのスペックです。
型式 | 3BA-J60XC |
排気量 | 1995cc |
馬力 | 300ps@5500rpm |
トルク | 40.8kgf・m@1500rpm〜4500rpm |
過給器 | ターボ |
0-100km/h | 5.9秒 |
最高速度 | 250km/h |
使用燃料 | 無鉛プレミアム |
燃料タンク | 63ℓ |
燃費 | 10.7km/ℓ |
トランスミッション | 8AT |
駆動方式 | FR |
タイヤサイズ | フロント 255/35R20 リア 295/30R20 |
乗車定員 | 2名 |
ハンドル位置 | 右 |
全長×全幅×全高 | 4470mm×1925mm×1315mm |
車両重量 | 1660kg |
最小回転半径 | 5.2m |
価格 | 993万円〜 |
外観
2020年のマイナーチェンジがあり、大きな変更点としてはヘッドライトが横長になりました。
フロントリップが車体を低く見せ、厳つさとスポーティーさを更に高めています。
斜め後ろからの姿は流線形状が美しく優雅さを感じられます。
給油口は右側にあります。
純正の標準のホイールです。
こちらの車両には20インチのホイールがインストールされています。
タイヤサイズはフロント 255/35R20 リア 295/30R20と300馬力のクルマにしては、かなり太めのタイヤです。
洗いやすそうな、どんなカラーの車体にも合うシンプルなホイールデザインです。
内装
イギリスは日本と同じく、左側通行右ハンドルの国なので右ハンドルでもイギリスの薫りを感じられます。
コックピット風の囲まれ感が強い内装です。助手席の人にエアコンやシフトレバーを触らせないという雰囲気が伝わります。
2010年代のクルマなので、1世代前のクルマの内装という感じはしますが、利便性は十分にあります。大きなタブレットが付いたクルマが苦手という方にはピッタリな内装です。
メーターは液晶ですが、物理ボタンが多いのでダイレクトな操作性があります。
トランクは2ドアクーペなので広くありません。
頑張れば寝られそうです。(どうやってハッチバックを閉めるのか?)
ウォッシャー液の補充場所が意外過ぎました。
エンジン
ボンネットは前開き式です。
エンジンは縦置きの1998cc直列4気DOHCターボ。最大出力300ps@5500rpm 最大トルク40.8kgf・m@1500rpm〜4500rpm
ジャガーFタイプには3ℓV6スーパーチャージャー、5ℓV8スーパーチャージャーのエンジンを搭載したグレードが存在します。
運転してみて
2ドアクーペなので、視認性は期待できません。
全体的な乗り心地は高級セダンのような上質さがあります。
スポーツカーとは思えないほど、サスペンションの硬さを感じられませんでした。
アクセルペダルを踏み込むとギアが落ち、勇ましいサウンドを放ちながら怒涛の加速をします。
やや車重を感じますが、ターボラグはなく1500rpmから最大トルクの40.8kgf・mが発生するので2ℓターボだから非力ということは一切なく、高速道路でも十分過ぎる加速をします。
ただ、キックダウンした際に変速までに時間がかかる印象を受けました。
ジャガーFタイプは高級セダンのような乗り心地の優雅で美しいブリティッシュスポーツカーです。