皆様はクルマを駐車する際にタイヤを輪止めに当てて駐車していませんか?
実はタイヤを輪止めに当てるとクルマに様々な悪影響を及ぼします。
タイヤを輪止めに当てるとクルマにどのような悪影響を及ぼすのか気になった方もいるかと思います。
なので今回は、駐車時にタイヤを輪止めに当てない方が良い理由を紹介します。
クルマに傷が付く
特にローダウンされたクルマで前向き駐車した場合、輪止めにフロントバンパーやリップスポイラーを引っ掛ける可能性があります。
バック駐車時に高さのある輪止めブロックの場合、リアディフューザーやリアバンパー、マフラーを擦る可能性があります。
また、セダンなどの後方が長いクルマの場合、輪止めに頼って駐車すると輪止めから壁までの空間が狭い駐車場でクルマを壁にぶつける可能性があります。
タイヤが変形する
駐車時に超低速でタイヤを輪止めに当ててもタイヤに傷が付いたり、パンクする可能性はほぼありません。
しかし、タイヤが輪止めにめり込んだ状態で長時間駐車すると、タイヤが変形する可能性があります。
サスペンションに負荷がかかる
タイヤを輪止めにめり込んだ状態で駐車するとサスペンションが縮んだ状態が維持されます。
長時間サスペンションが縮んだ状態が続くとスプリングに負荷がかかります。
アライメントが狂う
タイヤを輪止めに当てることで生じるクルマへの影響で最も懸念されるのがアライメントが狂うことです。
アライメントとは通称「ホイールアライメント」と呼ばれているホイールの取り付け位置や角度を適切に調整することです。
もしアライメントが狂うと「クルマが真っ直ぐ走らない」「コーナリングが安定しない」「ステアリングのセンターがズレる」「ハンドルがブレる」「タイヤが片減りする」といった症状が出ます。
上記の症状が生じた場合、アライメント調整によって直すことができます。
アライメント調整はタイヤショップや自動車整備工場などで調整してもらえます。測定・調整に必要な時間は4時間〜で費用が2万〜3万円と手間と費用がかかります。
上記の理由から極力、タイヤを輪止めに当てないように輪止めの直前でクルマを停めるように駐車することをおすすめします。