私事ですが、国産車から輸入車まで、様々なクルマに試乗しています。
私が試乗する理由は、ブログの記事にしたいというのもありますが、ブランドや国籍によって、クルマ造りに対する考え方が異なり、ブランドや国籍毎のフィーリングの違いを感じ取るのが好きだからです。
知的好奇心を満たす為に多くのブランドのクルマに試乗してきましたが、結局のところ、どのブランド・国籍のクルマが良かったのか?と思われた方もいるかと思います。
なので今回は、今までに試乗したクルマの中で、中古でお手軽に買える、筆者が欲しいと思ったクルマを忖度なしで5台ランキング形式で紹介します。(新型車の試乗車種は除外させて頂きます。)
第5位
第5位はスバル インプレッサWRXです。
大きなダクトとリアウィングを兼ね備えたヤル気を感じさせられる外観です。
「乗り出しは普通のセダンだな・・・」と思いきや3000rpmを超えた辺りから過給が効き、EJ20エンジンの強力なトルクをスバルのAWDでガンガン加速していきます。
STIじゃないし250馬力しかないと思われがちですが、必要以上に速いクルマです。
速く走りが楽しいクルマにもかかわらず、4ドアで人も荷物も乗る日常使いもできます。
第4位
第4位はジャガー Sタイプです。
全長4880mm 全幅2820mm 全高1445mmと2024年現在からするとコンパクトなボディですが、英国の優雅さと美しさを兼ね備えた外観の高級セダンです。
ウッドやムートンといった内装も豪華で古い車両ですが、装備が充実しています。(灰皿が時代を感じさせます。)
搭載される3ℓエンジンは243馬力を発生させ、速く安定感のある走りを魅せてくれます。
第3位
第3位は日産 フェアレディZ(Z33)です。
張り出したフェンダーが美しい貴婦人名に相応しいクーペです。
20年以上前のクルマなので、内装こそ古いですが、フェアレディZ伝統の3連メーターが「Zらしさ」を演出しています。
搭載されるVQ35DEエンジンは3.5ℓ自然吸気エンジンで280馬力を発生させます。レスポンスも良く、最高速度は250km/hに達します。低速からアメ車のような厚いトルクで豪快な加速を魅せてくれます。
Z33はGTカーと呼ばれる長距離ドライブに適したクルマとなっています。
本当は、1位にしたいのですが私ごとですが、現在日産フェアレディZ Z34を所有しているので3位という結果となりました。(Z34を所有していなければ1位でした。)
第2位
第2位はアウディ TTロードスターです。
円をモチーフとした美しい形状のオープンカーです。このデザインが所以で180km/hの速度で横転事故が発生するので、リアスポイラーが装着されました。
内装はシンプルですが、シートやステアリングの差し色がオシャレです。ただ、身長160cmの私がクラッチペダルを奥まで踏むには浅く座る必要がありました。
ロードスター仕様の1.8ℓターボエンジンは、180馬力と控えめですが、トルクがあり、アクセルオフにした際に発せられるバックタービンの音がヤル気にさせてくれます。
ここまでの説明では、比較的普通だと思われますが、TTロードスターには指数化できない、運転の楽しみをドライバーに与えてくれます。
第1位
第1位はルノー ルーテシアRSです。
外観こそ、フツーのコンパクトカーだと思われがちですが、とんでもなく高い走行性能を有します。
ルーテシアRSに搭載される2ℓの自然吸気エンジンは202馬力とNAエンジンでリッター辺り100馬力超の性能を誇ります。最大出力の202馬力を発生させる回転数が7100rpmとかなりの高回転型エンジンです。低速からのトルクもあり、約1240kgの車体をグングンと加速させていきます。
ルーテシアRSの素晴らしいポイントはエンジンだけではありません。
コーナリング性能も非常に高く、FFとは思えないような、高速域でも地面に吸い付くような安定したコーナリング性能を持ち合わせています。
コーナリングからの立ち上がり加速は至極です。