長距離運転時に気をつけるポイント

自動車情報

先日、私は長距離運転をしました。1日で走行した距離は約1400kmです。大半の方は1日で、これほどの距離を運転する機会は、ほとんどないと思います。

私が今回の長距離運転で得た長距離運転をする時の心得をシェアしたいと思います。

ただ、先に申し上げますと、1日で1000km越える距離を運転するのは非常に辛いのでおすすめできません。1日の移動距離が500kmを超える場合は新幹線や飛行機のほうが安くて早くて楽ですね。

前日はよく睡眠をとる

眠気は運転時に非常に厄介です。居眠り運転は重大な事故の原因です。特に高速道路では運転が単調になり、眠気が増します。眠気覚ましにガム噛んだり、カフェイン飲料を飲むといった対策方法がありますが、効果は一時的なものです。体調がすぐれない時は運転を控えたほうがいいです。

出発前に準備を入念にする

行き先やスケジュールといった計画を立てたり、忘れ物が無いように前日に準備しておくといいでしょう。ガソリンは満タンですか?目的地までのルートも事前に予習しておくことでジャンクションでの車線変更を余裕を持って行うことができます。

また、天気予報や渋滞や通行止めなどの道路情報も確認しておきましょう。そして、出発前に行うクルマの点検も重要です。タイヤの溝、空気圧、ワイパー、灯火類など。クルマのトラブルで立ち往生しない為にも適切にクルマのメンテナンスが必要です。

運転姿勢を合わせる

シートの位置や背もたれの角度は適切ですか。ペダルが足から遠かったり、背もたれが急で前傾姿勢になっていませんか。体型に合った位置にシートを調整をしなければ運転による疲労が倍増します。お尻や腰が痛くなる場合はクッションを敷くと軽減できます。

時間に余裕を持つ

「何時までに目的に着かなければいけない」「約束の時間まで残り1時間しかない」など時間に余裕が無いときは、ついスピードを出し過ぎてしまいます。渋滞や通行止めなど予期せぬ事態が起こること想定して早めに出発をしましょう。

ゆとりある運転が安全運転につながります。

適度に休憩をとる。

運転時は常に同じ姿勢になっています。なので2時間に10分、4時間に30分程度の休憩が必要です。休憩時は車から降りて周辺を歩いたり、軽くストレッチするといいでしょう。長時間同じ体勢を続けるとエコノミー症候群になりますので注意が必要です。(エコノミー症候群とは長時間同じ体制でいると下肢に血栓ができ、血栓が肺を詰まらせる現象)また、眠気を感じたら、無理をせず、早めに休憩をとる必要があります。

水分補給をする。

夏の暑い季節はエアコンを使用していても脱水症状に気をつけなければなりません。そして、水分補給が重要な一番の理由はエコノミー症候群の予防のためです。体内の水分が不足すると血液がドロドロになり、血栓ができやすくなります。コーヒーや緑茶などカフェインが含まれている飲み物は利尿作用があり、余計に体内の水分不足になります。できれば水分補給は水か麦茶がベストです。

ある程度車体が大きくて排気量の大きな高いトルクがあるクルマが長距離運転には適していますね。

車種や運転支援システム、個人差にもよりますが、人が1日に安全に運転できる距離は5時間500km程だと私は思います。距離が増すほど疲労が溜まり、集中力が落ちます。

やむを得ず、どうしても長距離運転をするという時は上記の対策を取り入れ、無理をせず安全運転でいきましょう。

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