交通取締用 覆面パトカーの見分け方

自動車情報

皆様は覆面パトカーの存在をご存知でしょうか。

覆面パトカーとは見た目が一般車両に見える警察車両です。普段は一般車両に紛れ込みますが、緊急走行時はルーフから赤色灯を出します。

覆面パトカーには主に3種類あり、捜査車両警護車交通取締用四輪車です。

今回は交通締用四輪車の覆面パトカーの見分け方について紹介していきます。

交通取締用四輪車の覆面パトカーは交通機動隊や高速道路交通警察隊に属し、主に高速道路や幹線道路を巡回しています。

主な活動は交通違反の取り締まりで、速度違反や車間距離不保持、ながら運転などを主に取り締まっています。

(注意)これらの情報は必ずしも当てはまるとは限りませんので自己責任でお願いします。また、交通違反を助長するものではありませんので道交法に従い安全運転でお願いします。

ここから、交通締用四輪車の覆面パトカーの見分け方について紹介していきます。

セダン率が高い

交通取締用四輪車で使用されているボディ形状のほとんどがセダンです。主な車種はクラウン、マークX、スカイライン、レガシィです。キザシやアクシオなど、5ナンバー車や低出力車は捜査車両の覆面パトカーに使用されています。埼玉県や大阪府にはWRX S4が交通取り締まりを行なっているとアナウンスされています。

地味な色である

そもそも、セダンで派手な色は珍しいですね。覆面パトカーで使用されている主なボディカラーは白、黒、シルバー、グレーです。先程記述した埼玉県や大阪府に配備されているWRX S4はブルーだそうです。

排気量が3ℓ以上もしくは、3ℓ相当以上の出力があること

最高速度違反で走行するクルマに追いつくには強力な加速力が必要です。交通取締用四輪車の覆面パトカーの選定基準に排気量が3ℓ相当以上とあります。クラウンやマークXは2.5ℓと3.5ℓのグレードがあります。選定基準に準ずると交通取締用四輪車の覆面パトカーに採用されるのは3.5ℓ仕様のグレードになります。クラウンだとアスリートS、マークXだと350Gといったエンブレムが付いてると覆面パトカーである確率は高くなります。

スモークフィルムが施工してある

ほとんどの覆面パトカーには違反者のプライバシー確保の為にリアに濃いスモークフィルムが施工されています

ルームミラーが上下2つある

助手席の隊員が後方の様子を見る為に、ルームミラーが2つ付いてます。教習車も2つ付いてますね。

先程、記載しましたが、覆面パトカーにはリアにスモークフィルムが施工されていますが、後ろからルームミラーが2つ付いているのが見えることがあります。

県内ナンバーである

各都道府県警は管轄外(県外)で取り締まり行為を行うことは基本的にはありません。走行してる都道府県とナンバープレートの地名がその都道府県内で一致すれば覆面パトカーの確率は高いです。(名古屋ナンバーの覆面パトカーが三河ナンバーエリア内で取り締まり行為をすることはありますが、三重県桑名市や静岡県浜松市で取り締まりを行うことはありません。)

ただし、違反地点が県境手前で、すぐに県外に出たからといって警察の追跡から逃れられるわけではありません。

外装はノーマルでオプション品が付いてない

覆面パトカーは税金で購入しています。一括大量購入や通常にはないビニール製のシートが使われていたりと、なるべく費用を抑えるように購入されています。なので、ナンバーフレームなど不必要なオプションは付いてません。

そして、外装は警察車両必要装備を除き基本的にノーマル(純正仕様)です。社外エアロや社外アルミホイールなども装備されてません。(税金でBBSホイールを購入されたら市民の反感を買いますね。)

青い服を着た白いヘルメットを被った人が2人乗っている

交通警察隊や高速道路交通警察隊の制服は青色です。また、安全の為にヘルメットも運転時も常時着用しています。また、パトロールは1台2名体制で行われています。

アンテナがついている

比較的、多くの覆面パトカーにはアンテナが付いてます。その多くは、黒い棒状のアンテナがルーフ後方に取り付けられてあります。最近では、シャークアンテナ型の覆面パトカーも見られます。

車両が綺麗

警察車両は毎日洗車されてます。朝、雨が降り昼から晴れてきた場合を除き汚れている事はありません。

左車線を制限速度内で走行している

覆面パトカーは違反車両を探す為、左車線をゆっくり走行しています。トラックの後ろに隠れていることもあります。

高速道路を走るほとんどのクルマは目的地に行く為に走ってますが、覆面パトカーは違反車両を探す為に走行してる為、挙動が不自然です。

クルマの流れが悪いなと思ったら覆面パトカーが紛れ込んでいる可能性が高いです。

またエンブレムがない、8ナンバーであると覆面パトカーであるといった情報もありますが、エンブレムが無い車両はたまに存在する程度です。昔の覆面パトカーは8ナンバーでしたが現在覆面パトカーは基本的に3ナンバーです。

覆面パトカーのお世話にならないように、交通ルールを守り安全運転を励行しましょう。

この記事の執筆者

フェアレディZオーナーによる自動車情報とおでかけ情報を発信するブログ・YouTubeチャンネル「Can I get information」運営をしています。趣味はドライブとクルマです。マイカーは日産フェアレディZ(RZ34)。常に新しいコトを探究。東海地方を拠点に活動しています。

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