英国のクロカン。ランドローバー ディフェンダー試乗記

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私は三重輸入車ショウでランドローバー ディフェンダーに試乗しました。

2024三重輸入車ショウに行ってきた
私は先日、2024三重輸入車ショウへ行ってきました。2024三重輸入車ショウがどのようなイベントなのか、私の感想と共に紹介します。

ランドローバー ディフェンダーがどのようなクルマなのか私の感想と共に紹介します。

ランドローバー ディフェンダーとは

ランドローバー ディフェンダーはイギリスの自動車メーカーであるランドローバーが製造・販売するSUVです。

ディフェンダーは1948年から生産していた四駆のランドローバー シリーズが祖先にあたります。

1983年にランドローバー・シリーズのモデルチェンジがあり、ランドローバー 90、ランドローバー 110と改称されました。

1989年にディスカバリーが発売され、混乱を避けるため1990年にディフェンダーの名が与えられました。

2019年に今回試乗した2代目となるディフェンダーが発売されました。生産はスロバキアで行われ、ラダーフレームからアルミニウム製のモノコックに変更されました。ショートホイールベースのディフェンダー90とロングホイールベースのディフェンダー110とよりホイールベースの長いディフェンダー130があります。エンジンは2ℓターボ、3ℓディーゼルターボ、5ℓスーパーチャージャーがあります。

以下が今回試乗したランドローバー ディフェンダーのスペックです。

販売時期2019年〜
形式3CA-LE72WAB
エンジンD300
排気量2993cc
最大出力300ps@4000rpm
最大トルク66.3kgf・m@1500rpm〜2500rpm
最高速度191km/h
0-100km/h7.0秒
過給器ターボ
使用燃料軽油
燃料タンク85ℓ
燃費9.9km/ℓ
トランスミッション8AT
駆動方式4WD
タイヤサイズ275/45R22
ハンドル位置
乗車定員5名
全長×全幅×全高4945mm×1995mm×1970mm
車両重量2420kg
最小回転半径6.1m
価格1265万円

外観

ディフェンダーの第一印象は圧倒的な存在感です。4945mm×1995mm×1970mmという堂々たるサイズの本物のクロカンです。大きなクルマですが、威圧感を感じさせません。

フェンダーの膨らみが特徴で角張ったレトロなエクステリアは流行りに流されないデザインです。

背面に大きなスペアタイヤを背負った後ろ姿が勇ましく、どんな悪路でも先導してくれそうです。

給油口は右側にあります。

ホイールはシンプルな5本スポークです。

乗り心地は悪くなりますが、インチダウンさせてマッドタイヤを履かせたいです。

ブレーキはメーカー不記載(おそらくブレンボ)の6ポッド対向ピストンブレーキがインストールされています。

内装

外観とは裏腹にオシャレな内装で、タブレット風のナビや液晶式のメーターが装備されている点は現代的な造りとなっています。一方で、ドアの部分がトルクスねじ剥き出しになっており、オフローダーであることを忘れさせません。

難点を挙げるとすれば、シフトノブが邪魔してエアコンスイッチの操作がしづらいことです。

運転してみて

ダッシュボードがフラットで前方の視界は良好です。後方はスペアタイヤで半分くらい隠れますが視界が遮られることはありません。

視点が高く四角いクルマなので全幅が2m近くあるクルマに乗っているということを忘れさせます。ただ、狭い道で対向車とすれ違いに気を遣います。(車体が大きく威圧感があるため譲って貰えそうです。)特に都市部では駐車できる駐車場選が限られそうです。

直線で、アクセルを踏み加速させました。3ℓ直6ディーゼルターボエンジンによる加速は燃料や乗員を含む2.7tの車重を全く感じさせないスムーズ走り出しで車体を引っ張っていきます。

走行時にゴツゴツ感はなく、ディーゼル特有のカラカラ音もそこまで気にならない静粛性の高いクルマです。

ミッションはスムーズな変速で嫌な変速ショックを感じさせません。

サスペンションは思っていたより硬めで、コーナリングも安定します。

ブレーキのタッチは自然ですが、ブレーキの効きがやや甘く感じます。

ランドローバー ディフェンダーはレトロなデザインで走破性抜群の英国式クロカンです。

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