1円を拾うと損をする!?目先の安さに注意が必要な理由

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皆様は1円が落ちていて「ラッキー」と思い、拾ったという経験はありませんか?

実は、1円を拾うと損をするパターンがあります。(拾ったお金を自分の物にする事は取得物横領罪になるのでいけませんが。)

たとえば、時給1000円の人が1円を稼ぐのに必要な時間は3.6秒です。3.6秒以上の時間をかけて1円を拾えば損をする事になります。時給が上がるほど損失が大きくなります。時給2000円なら1.8秒、時給3000円なら1.2秒になります。

1円の例は極端ですが、同じ理論で家から遠くのお店の方が価格が安いという理由で遠くのお店へ買いに行く行為は損失につながります。

たとえば、とあるお菓子を買いに行くとします。

家からクルマで15分の場所にあるA店では1000円ですが、家からクルマで30分の場所にあるB店では700円です。

多くの方は同じ物なら安い方がいいと思い、家からクルマで30分の場所にあるB店で買うと思います。

しかし、お菓子の値段が安くても遠くのお店で購入すると損をします。B店へ行くにはA店へ行くのと比べて往復で30分の移動時間が増えます。

時給1000円であれば30分は500円になるので200円の損をしますね。また、クルマでの移動なのでガソリン代も余計にかかり、損失が大きくなります。

B店に目的のお菓子以外に用事がある場合やB店が通り道という場合は安いB店で購入された方が良いですが、その目的のお菓子だけを買いにB店へ行くのは得策とはいえませんね。

また、近所のガソリンスタンドより遠くのガソリンスタンドのほうが安いからといって遠くのガソリンスタンドで給油していませんか?

通勤経路にあるガソリンスタンドA店ではレギュラーガソリン1ℓ165円、家から5km先のガソリンスタンドB店はレギュラーガソリン1ℓ160円です。

30ℓ給油する時A店で給油した場合は4950円、B店で給油した場合は4800円です。A店とB店で給油した時の差額は150円です。

B店の方がレギュラーガソリンが5円安いからB店で給油するため、10km/ℓの燃費のクルマで往復する場合、移動に1ℓのガソリンを消費します。

なのでB店で給油する場合、往復分のガソリン代を余計に160円払うことになり、結果的に10円と往復10km分の時間を損します。

B店のある方向に用事がある場合を除いてB店で給油することは得策とは言えませんね。

時は金なりと言いますね。一部の人は時間には大きな価値があることに気づいていない事があります。

もちろん、時間だけが全てではありません。しかし、人は得をするように行動しますが結果的に損をしては意味がありません。

あなたは、いつも家事に仕事と時間に追われていませんか?

もしかしたら安さを追い求めるあまり、限りある大切なあなたの時間を失っているかもしれません。値段の差額だけでなく、どのくらいの時間を費やすのかも考える必要がありますね。

金額に見合わない時間をかける必要はありません。多少、値段が高くても時間を使わない選択をすることが賢明です。それにより、自分の時間を増やすことができます。

時間を作り、空いた時間を有効活用して、ゆとりのある豊かな生活ができるといいですね。

この記事の執筆者

フェアレディZオーナーによる自動車情報とおでかけ情報を発信するブログ・YouTubeチャンネル「Can I get information」運営をしています。趣味はドライブとクルマです。マイカーは日産フェアレディZ(RZ34)。常に新しいコトを探究。東海地方を拠点に活動しています。

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