皆様は宝くじが高額当選した際に何を買うか妄想したことはありませんか?
7億円当選したら、タワーマンションの最上階に住んで、フェラーリとポルシェを乗り回し、全身バレンシアガコーデに身を包み、片腕にはオーデマピゲを装着し、毎日デパ地下と成城石井に通い、ファーストクラスで海外旅行!と夢見ている方も多くいるかと思います。
しかし、実際に宝くじが高額当選し、なんの苦労も無しに転がり込んできた大金で豪華絢爛な生活をすると思わぬ落とし穴に転落します。
今回は私が考える、もし宝くじが高額当選した際に起こり得る末事を紹介します。
7億円は意外と少ない
7億円と聞くとかなりの大金で一生かけて使い切れるのだろうか?と思われます。
7億円を分割すると手取り年収2000万円が35年間続く計算になります。(税込年収だと4000万円程でしょうか)計算上、毎月166万円使えますので、贅沢三昧な生活が送れると高揚するでしょう。
しかし、いざ豪華絢爛な生活を始めると、すぐに大金を使い果たしてしまいます。
2億円のタワーマンションの最上階を購入し、高級家具と最新の高性能家電を一式揃え、5000万円の高級外車を購入すると3億円はすぐになくなります。タワーマンションや高級外車は購入してから高額な維持費が必要となり、所持するだけでも多くのお金が必要になります。また、タワーマンションの最上階といったお金持ちの多いエリアに住むと、ご近所のお金持ちに感化されて生活レベルを引き上てしまいます。
急に真のお金持ちと同じ生活をすると高級品の真価が分からなかったり、金銭感覚が麻痺して、1杯2000円のコーヒーを何の躊躇もなく注文するでしょう。
本当のお金持ちは高収入があるので問題ありませんが、宝くじで一発当てた場合は、大した収入がありません。なので、あたかも自分も周囲の金持ちと同じと錯覚して、お金があるからといって使用配分を間違えると一瞬でお金が底を尽きます。
一度上げた生活水準を下げることは困難で、お金が無くなっても一度味わった贅沢な暮らしを手放すことができず、遂に借金を抱えるようになります。
大金を目の前にして自制するのは難しい
大金を目の前にして自制するのは本当に難しいです。
「もし宝くじが7億円当選したら1億円だけ使って残りは貯金しておく」と考えている方も多くいるかと思います。
しかし「まだ6億円あるしもう少しだけ使おう・・・。」「まだまだ5億円あるし人生で1度くらいは六本木で何も気にせず飲んでみたい・・・。」「まだ4億円あるしサラリーマンの生涯収入より多いから使ってもいいよね・・・。」と大金を目の前にして自制できずにズルズルと使い続けてしまします。
いつしかお金を使う事に抵抗がなくなり、あっという間にお金が底を尽きます。
ギャンブルやキャバクラ・ホストクラブなどにのめり込み、借金を抱えてまで通ってしまします。
怪しい人が寄ってくる
宝くじが高額当選した際に誰かに自慢すると宝くじが高額当選したことが一瞬で広がり、知人の知人のそのまた知人にまで話が広がります。また、急にお金の使い方が派手になると宝くじの高額当選を嗅ぎ付けられて、高額当選した噂が広まります。
大金を持っていることがわかると「お金をくれ」という人や怪しい商材を売り付けにくる人が現れるでしょう。最悪の場合、誘拐や殺人などの事件に発展しかねません。
何の苦労もなく大金を手にすると身を滅ぼしたり、事件に巻き込まれる可能性が非常に高くなると思われます。宝くじは夢を買うもので、高額当選した際の妄想をする程度が良さそうですね。